恵比寿駅より徒歩約7分のところにある「鮨 天川」では、江戸前鮨はもちろんのこと、季節の野菜料理もお愉しみいただけます。初めてご来店の方も、寛いで過ごせるよう、店主の気遣いが行き届く席数にしております。長年の経験を活かして握る味わい深いお鮨のほか、野菜を使用した逸品も「鮨 天川」にはかかせません。お酒とともにゆっくりと、お客様のペースでお愉しみください。店内には個室もございますので、接待や記念日などにもご活用いただけます。
素材となる魚の持ち味に合わせて、寝かせる時間を見極めて握るのが「鮨 天川」の基本。熟成に要する時間や、旨みが継続する期間を知り尽くした店主が、魚を選び、仕込みから丁寧に手間暇かけてお客様に提供する握りは格別の味です。本物の味を、お鮨の真骨頂を味わいに是非お越しください。
築地市場に集まる全国の野菜から、夏は加賀野菜、京野菜など、その時々で美味しい旬の野菜を仕入れています。歯ごたえを愉しんでいただけるように、野菜によって火を通す時間を変え、また、野菜の持つ甘味や旨みも引き出します。大切にしているのは、素材が持つ本来の味。季節が感じられるお鮨と野菜が織りなす、味の共演をお愉しみください。
使用するのは日本海の海藻を肥料とし、減農薬で作られた福井県鯖江の「天日乾燥米」。前日から一晩浸水させ、炊き上げたお米は、一粒一粒に酢がコーティングされるように「シャリ切り」を行います。粒が立ち、口に入れた時に程よくばらけて広がるシャリは、魚の旨みを引き立てながらも、存在感のある美味しさです。
ガリ鮨屋になくてはならない存在の「ガリ」にも、こだわりを持ち、丁寧に仕込みから作り上げています。新ガリが旬の時期(7月、8月、9月)に1年分を確保し、塩漬けしたものを、使う分だけ塩戻しをし、酢につけなおして提供しています。
握り感覚を磨き、経験を積んできたからこその技術。それが握りで表現されます。握りすぎてはシャリが硬くなりすぎてしまい、お米が持つ旨みと甘味を壊してしまいます。やわらかすぎてもまた、シャリが割れてバラバラになってしまいます。シャリとネタとのバランス、その加減は経験がなせる技。お客様に提供するまでの素早い時間で見事に握るお鮨には、研ぎ澄まされた、その名の通りの「熟練の技」が光ります。
「鮨 天川」では、鮨ネタに合った醤油、塩、タレ(つめ)を適量をつけて提供しています。基本の醤油は甘味とコクのある自家製ブレンドの煮きり醤油。タレは穴子用は穴子を炊いた出汁を取り、煮詰めて作るなど素材に応じて用意します。また、主に白身やイカにつける塩は、旨みと甘味のある沖縄の「粟國の塩」。鮨に合わせる調味料にもこだわり、最後のひと手間も惜しみません。口に含んでいただくとわかる、全てが相まって成立する「鮨 天川」の味。当店ならではの味覚の調和を感じていただけます。
イカの握りに使用するのはヤリイカ。やわらかく甘味のあるヤリイカを切り身ではなく、ミンチ状にしたものをシャリに合わせています。口に含むと、イカとシャリが一緒に消えていく絶妙な舌ざわりを愉しんでいただけます。
「鮨 天川」の醤油は、強い香りや塩気を和らげ、素材の味をより引き出す煮きり醤油が基本です。ネタに合う適量をつけてお出ししますので、お客様自身が醤油をつける必要もなく、そのままお召し上がりいただけます。
穴子用の「つめ」は、穴子を炊いた汁と焼いた骨で出汁を取り、醤油、砂糖を入れて6~7時間煮詰めます。手間暇かけた「つめ」はコクがあり、深い味わいです。
白身魚やイカなどにつける塩は、沖縄県の「粟國の塩」。自然の風味が感じられるこの塩は、塩味よりも旨みが際立ち、素材の味を引き出して活かします。塩と鮨。旨みが昇華する組み合わせをお愉しみください。
新型コロナウイルス感染予防対策について
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